スマートフォン版を表示

外壁塗装と同じでは危険!サビを防ぐ鉄部塗装の基礎知識

写真:錆びた建物

外壁や屋根には鉄でできた部分がいくつもあり、外壁塗装ではここも同時に塗装していきます。
ただ、鉄の部分は外壁とは素材が異なるため、同じように塗装してはいけません。
なぜなら、塗料にも向き不向きがあるため、外壁と同じ塗料を塗装したところで期待通りの防護力を発揮してくれないのです。

つまり、鉄部には鉄部に適した塗装を実施する必要があります。
ここでは、鉄部にはどのような塗装をするべきなのか、塗料の種類や手順なども踏まえて紹介していきたいと思います。

目次

サビが発生する原因

しっかりと塗装がされている鉄部では、塗膜が雨などから本体を保護しているため錆びることはありません。
ところが、塗装が劣化してひび割れたり剥がれたりしてくると、雨水が浸入してしまいます。
鉄は水と空気に触れると錆びるので、雨水が浸入した部分から錆びてしまうということですね。

つまり、塗装が劣化するからサビが発生するということです。
サビを防ぐためには、しかるべきタイミングで適切な塗装をすることが不可欠となります。

サビが発生すると、見た目が悪いだけでなく急激に強度が低下してしまいます。
見た目が悪いだけならまだしも、あまりにサビが進行してしまうと鉄部が破損することも珍しくないのです。
破損とまではいかなくても、扉の閉まりが悪くなるなど細かな不具合は出てしまいます。

家に快適に住み続けるためにも、鉄部が錆びないようにメンテナンスすることは非常に大切なこととなります。

外壁塗装で鉄が使われている可能性のある箇所

一言に鉄部といっても、家の外部には様々な部分に鉄が使われています。
ざっと挙げるだけでも、以下のような部分に鉄が使われている可能性があります。

  • ベランダの手すり
  • 雨戸
  • 屋外階段
  • フェンス
  • ポスト
  • 門扉
  • シャッター
  • どの部分も基本的に雨ざらしのため、きちんと塗装が機能しないとすぐに錆びてしまうでしょう。
    特にベランダや階段などは、錆びると強度が低下してしまい、かなり危険になるので、定期的なチェックが不可欠となります。

    また、トタン屋根や金属系サイディングなど、屋根や外壁がそもそも金属でできている家もあります。
    もちろん、付帯部分に比べれば錆びないようメッキが施されていたりしますが、100%錆びないわけではないので油断は禁物です。

    塗装が劣化すれば、メッキも劣化してサビが発生する可能性は非常に高いです。
    物が当たるなどして傷がつけば、メッキの効果が発揮されずそこから錆びてきます。
    いくら錆びに強い建材であろうと、定期的なメンテナンスは不可欠なので、怠らないよう注意してください。

    鉄部塗装に適した塗料

    鉄部に使う塗料には、サビ止め効果が優れたものが求められます。
    サビ止めの塗料は、下塗りとして使用することになるので必ず確認するようにしてください。

    サビ止めの塗料には、エポキシ樹脂タイプと油性タイプの2種類に分けられます。

    エポキシ樹脂タイプは、サビ止めとしての効果が高く、密着性も高いというメリットがあります。
    ただし、紫外線や温度変化、雨水といった要素には非常に弱いため、上塗りの塗料で確実に保護することが必須です。

    油性タイプは、エポキシ樹脂タイプよりもサビ止めとしての効果は低いです。
    その分 耐候性は高いですが、鉄部が錆びると意味がないので、サビが発生しにくい部分に使う塗料と考えておいた方がいいでしょう。
    鉄部のサビを防ぐという意味では、エポキシ樹脂タイプのサビ止め塗料を使う方が無難です。

    中塗りと上塗りに関しては、通常の外壁塗装と同じく雨水や紫外線から内部を守ることが役目となります。
    そのため、外壁塗装に良く使われるシリコン系の塗料でも問題ありません。
    ただし、下塗りがサビ止めの塗料となるので、重ね塗りしたときの相性には注意が必要です。

    さらに、鉄部の塗装には適した施工の手順というものがあります。
    施工の手順を守っていないと、せっかく鉄部に適した塗料を採用しても意味がありません。

    鉄部塗装の具体的な手順に関しては、以下の手順で詳しく紹介しています。
    手順を確認して抜き工事を防ぐためにも、合わせてチェックしてみてください。

    手抜き工事を防ぐためにチェック!外壁の鉄部塗装の実施手順

    鉄部の塗り替え目安は5年!?

    新築から初めての塗装を検討する場合は、鉄部に関しては5年を目安にするといいでしょう。
    これは、鉄でできた建材がアクリル塗料で塗装されていることが多いためです。
    アクリル塗料の寿命は5年程度なので、防護能力が切れる5年を目安に塗り替えを予定しておくといいと思います。

    2度目以降の塗り替えになると、前回塗装した塗料の寿命が塗装時期の目安となります。
    グレードの高い塗料を使ったなら、それだけ塗装の回数を減らすことができますし、安い塗料なら頻繁な塗り替えが必要です。

    とは言え、前回の塗装に使った塗料なんてわざわざ覚えていないですよね。
    そこで、塗装の目安となる現象を覚えておいてください。

    塗装の塗り替えの目安とすべき現象は、チョーキングです。
    これは、塗装した部分を触ると手に白い粉がつく状態のことを指します。
    少し粉がつく程度なら大丈夫ですが、手が真っ白になるほど粉がつくようなら完全に塗り替え時期と思ってもらって大丈夫です。

    チョーキングを放っておくと、塗装にひびが入ったり剥がれたりしてきます。
    こうなると、雨水が侵入してサビが発生する危険性が一気に高まりますので、その前に塗り替えができるよう準備を進めてください。

    鉄部塗装を安く抑えるコツ

    光源の違いや面積効果だけでなく、外壁の素材や凹凸の具合によっても色の見た目が変化します。
    そのため、壁の一部に試し塗してもらうことが、最もイメージに近い仕上がりにすることができる確認方法となります。

    ただ、試し塗りにはけっこうコストがかかるので、業者を決めてからお願いした方がいいでしょう。
    それに、試し塗りをすると一部だけ色が違う状態になるので、最終決定段階でお願いすることが理想です。
    色を絞り込んだ上で、最終確認としてお願いしてみるといいと思います。鉄部の塗装にかかる代金は、下地処理にかかる工賃と塗装の工賃、それに塗料の代金を足した金額が必要となります。
    このうち塗装の工賃は、同じ範囲を塗装するなら節約することは難しいです。

    塗料は安い物を選択できますが、その分耐久性が低くなり、塗装の回数が増えればそれだけコストパフォーマンスが悪くなります。
    つまり、塗料もあまり安いものは選択しない方がいいということです。

    一方、下地処理にかかる工賃は、工夫次第で安く抑えられる可能性があります。
    サビがひどくなればなるほど、余計な手間がかかり料金も高くなるのは言うまでもありません。
    と言うことは、サビが発生していない状態で塗装を依頼すれば、最低限の下地処理費用に抑えることができるということです。

    鉄部本体を劣化させることのないよう、適切なタイミングで塗装を実施することが、結局塗装にかかる費用を安く抑えることにつながります。
    家を長持ちさせることにもつながりますので、長期的な視点で計画的に塗装を実施するようにしてください。

    鉄部の塗装に詳しい業者を選びましょう

    鉄部は外壁よりも劣化が激しい部分ですが、あまり重要視されない傾向にあります。
    そこまで広い面積を占める部分でもないので、ついつい適当に考えてしまうのです。

    ただ、錆びてしまうと補修にかなり費用がかかる場合があります。
    鉄部塗装は、家を長持ちさせるために、見落としてはならない部分なのです。

    もし、福岡で外壁塗装を検討しているのなら、一度私たちに相談してみてください。
    福岡県を中心に36年間施工してきた私たち(辻塗装)なら、鉄部まで手抜きすることなく完璧な塗装を実現しますので、きっとご満足いただけると思います。

    鉄部だけの塗装も大歓迎ですので、まずは相談だけでもしてみてくださいね。


    辻塗装へお問い合わせ