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外壁塗装なら大手企業?後悔しないために業者の特徴を知ろう

「そろそろ外壁塗装を検討しよう」と思った時に、一番頭を悩ませるのは「どの業者に依頼するか」ということでしょう。
住宅を建ててもらった工務店、あるいはハウスメーカー、ネットで評判の良い大手企業、街で看板を見かける地元の塗装業者など、外壁塗装の相談先はいくつも思い浮かぶかもしれません。

10年に1度と言われる塗装工事なので、初めて外壁塗装をされる方も多いことでしょう。
外壁塗装には多額の費用がかかりますし、大切な家を長持ちさせるためにも失敗したくないという想いは強いと思います。

では、どういった観点で業者選びをするのが良いのでしょう?
会社が大きく安定している、大手企業に任せておけば大丈夫なのでしょうか?
ここでは、外壁塗装を実施している大手企業を中心に、塗装業者について詳しく紹介していきたいと思います。

目次

外壁塗装工事が可能な業者

外壁塗装業界は参入障壁が低いこともあり、多くの業者が取り扱っています。
その業種は多種多様で、建築関係以外にもホームセンターや生協、家電量販店、IT企業までもが参入しています。

多種多様な業界から外壁塗装業界に参入している理由の一つとして、塗装工事を行うために必要な免許や資格が無いことが挙げられます。
1件500万円以上の工事の場合には、塗装工事業許可を受けている必要がありますが、一般住宅の外壁塗装工事で500万円を超えることはめったにありません。
塗装技能士といった国家資格もありますが、職人の技術のレベルを表すための資格であり、必須ではありません。
すなわち、誰でも自由に塗装工事業者となることができるのです。

現在、塗装工事を扱っている主な業種には、以下のようなものがあります。

ハウスメーカー

ハウスメーカーは、住宅に関わる工事のほとんどを取り扱っています。
ただし、すべて自社で工事する訳では無く、下請けへ外注することもあります。
特に外壁塗装は、下請けへの外注がほとんどのようです。

新築時にお世話になったハウスメーカーにメンテナンスの面もお任せし、末永くお付き合いしている方もいらっしゃいます。
家のことで困ったらまずは相談できるので、なにかと便利で安心でしょう。
また、塗装工事と合わせて他の箇所のリフォームを行いたい場合にも、まとめて依頼できます。

工務店

工務店も、ハウスメーカーと似た面があります。
ただし、規模が小さい企業が多く、建築工事を主体としているため外壁塗装工事を自社で行っていないことが多いです。

リフォーム業者

リフォーム工事を行っている業者は、数多くあります。
それぞれに専門分野を持っていることがあり、水回りを専門としている業者もあれば、塗装を専門としている業者もあります。

専門以外の分野を扱う場合には、下請けに外注することになります。
そのため、塗装が得意なリフォーム業者を選別する必要があるでしょう。

塗装専門業者

塗装を専門としている業者は、地域密着で長年その土地で営業を続けていることが多いです。
塗装の知識に長けており、その土地の気候に合わせた最適な提案をしてもらうことができます。

また、自社施工の業者の場合は中間マージンが発生せず、コストを抑えられます。

ホームセンターや生協のリフォーム窓口

ホームセンターや生協、スーパーなどでも外壁塗装工事を取り扱っているところがあります。
行きつけのお店で、気軽に相談できる良さがあります。
また、チラシなどで目にする機会も多いかもしれません。

ただし、ホームセンターや生協はあくまでも窓口となるのみで、施工は下請け業者が行います。

家電量販店

現在、ヤマダ電機をはじめとする大手家電量販店では、7割がリフォーム事業に参入しています。
例えば、ヤマダ電機では店舗に相談窓口があり、気軽に見積もりに行きやすいでしょう。
メリットとしては、家電量販店独自のポイント還元のキャンペーンが行われていることもあります。

IT企業

Amazonでは、外壁塗装工事の販売も行っています。
工事が定額パッケージ化されており、塗料の種類と建坪を選択すると料金が明示されるため、簡単に商品を選ぶことができます。
ネットショッピングを利用し慣れているユーザーには抵抗感があまりなく、時間と手間を省ける良さがあります。

大手企業のメリット

多くの選択肢がある中で、大手企業に依頼するとどんな利点があるのでしょうか。
塗装工事における、大手企業のメリットを詳しくみていきましょう。

経営が安定

建物に関する工事を依頼するのであれば、大手のハウスメーカーやリフォーム業者であれば経験が豊富です。
CMなどで名前を目にすることが多く、安心感があります。
経営的に安定しており、トラブル対応やアフターサービスが充実していることが多いです。

専任の営業マンがいるので、打ち合わせの応対もしやすいでしょう。
全国規模の会社であれば、ネット上での情報量も多いです。

幅広い分野に対応

大手企業は、施工件数が圧倒的に多いです。
多くの事例に対応しており、特殊な条件の工事でも請けてもらえる可能性が高いでしょう。
工事内容の提案も、豊富なバリエーションが期待できます。

外壁塗装以外にも、幅広い分野での工事が可能です。
そのため、塗装と合わせて別の場所の工事を依頼する場合にもスムーズに対応できます。

アフターサービスが充実

多くの大手企業では、工事後の保証が付きます。
万が一不具合があっても、保証があれば安心ですね。

また、家のメンテナンスは長期に渡って必要ですが、担当者が辞めてしまうという可能性もあるでしょう。
そのような場合も、代わりの担当者に引き継いでもらうことができます。
次のメンテナンス時期のお知らせや、最適なプランを提案してもらえるので、維持管理の面で知識に不安がある方には安心です。

職人の数が多い

大手企業は、抱えている職人や付き合いのある下請け業者が多いです。
そのため、工事の日程にも融通がききやすく、工事期間中も進捗が比較的スムーズです。

大手企業のデメリット

メリットが多くある一方で、大手企業ならではのデメリットもあります。

工事費が高い

大手企業に依頼した塗装工事は、ほとんどが下請け業者に依頼されます。
また、下請けから孫請けへさらに依頼されることもあります。
このように、下請けへ出すたびに中間マージンが発生するため、工事費用は高くなってしまいます。

他にも、広告費や社員の管理費などが上乗せされます。
様々な費用が見えない部分に上乗せされるので、大手企業の工事費用は高めになることが多いです。

大手企業から発注されるのは、地元の塗装専門業者であることが多いです。
初めから塗装専門業者に自分で依頼すれば、同じ品質でも中間マージンの分のコストを減らすことができるでしょう。

反対に、大手企業の見積もりが比較的安価な場合も注意が必要です。
競争力を高めるために安い見積もりを出して、下請け業者に安い値段で工事をさせることがあります。
このようなケースでは、下請け業者の手抜き工事につながってしまう心配があります。

工事をする業者を選ぶことができない

大手企業による外壁塗装は、基本的に下請けに丸投げなので、複数の業者が関わることになります。
すると、仕様が正確に伝わらなかったり、安い費用で請けた業者が低品質な工事を行ったりする心配があります。
実際に工事を行う業者を、お客様自身が選ぶことができない点が一番のデメリットかもしれません。

業者選びの注意点

大手だからと安心して依頼できるとは限らないのが、業者選びの難しいところです。
多くの業態の業種が関わっている塗装業界ですが、業者選びにはいくつかポイントがあるので押さえておきましょう。

フランチャイズ

大手企業と似た印象を持つもので、フランチャイズという形式を採用している業者もあります。
フランチャイズは、業者同士の横のつながりを強めることで営業力を高めるシステムです。
加盟している1つ1つの業者の規模は小さくても、フランチャイズ本体のバックアップがあることで、お客様側からみても安心感が増すメリットがあります。

フランチャイズにも、質の違いがあります。
誰でも加盟できるものや、一定の技術力が認められる場合にのみ加盟できるものなど様々です。
専門の研修を受けるシステムのフランチャイズならは、高い技術レベルが見込まれます。
また、倒産してしまった場合も、他の加盟店によって業務が引き継がれるケースもあります。

名前の通ったフランチャイズであれば、お客様から見たら大手企業のように感じるかもしれません。
しかし、中には技術力にばらつきがあるフランチャイズもあるので注意が必要です。
メーカー系のフランチャイズの場合には、塗料のメーカーが限定され選べないといった制約があることもあります。

ネームバリューがある点だけで安心せず、信頼して仕事を任せることができる業者かどうかを、じっくり検討することが大切です。

サイトの口コミ

塗装工事業者を探そうと、インターネットを使って情報収集する方も多いでしょう。
しかし、ネット上の情報は真偽の不確かなものも多く出回っているので、しっかりと見極める必要があります。

たとえば、塗装業者のランキングサイトというものがあります。
実は、ランキングサイトの中には、上位に掲載されている業者が操作しているランキングだったという事例もあります。
グーグルマイビジネス等の個人で書き込める口コミも同様で、業者に依頼されたサクラが記入している意見も多くあるようです。

一括見積サイトも、相見積もりをとるには便利と感じるかもしれません。
しかし、「打ち合わせの途中でメールのやり取りが突然途絶えてしまった」「メールでの見積もりよりも実際には大幅にアップした見積もりになってしまった」などのトラブルも多く聞かれます。

メリットデメリットをわきまえて、慎重に利用するとよいでしょう。

インターネットは、家に居ながら情報収集ができる便利な面もあります。
しかし、最終的には業者と実際に会って相談をすることが大切です。
大事な家の大きな工事を依頼するので、信頼のおける業者かどうかを自分の目でしっかりと確認しましょう。

外壁塗装工事の主な依頼先

周りの方たちが、どのような業者へ工事を依頼しているのかも気になるところでしょう。
国土交通省の調査によると、塗装工事を含むリフォーム工事を検討する際の問い合わせ先としては、地元密着の工務店が約4割、リフォーム会社が約2割、ハウスメーカーが約1割となっています。

さらにリフォーム事業高を見ると、地場工務店系のシェアが約5割となっており、リフォーム工事を一番多く請け負っているのは地元密着の工務店が多いようです。
次に多いのがリフォーム会社、ハウスメーカーとなります。

相見積もりがおすすめ

塗装工事のように、商品に対する金額がはっきりしないものに関しては、相見積もりをとることで、価格が適正かどうかを判断しやすくなります。
ただし、ネットやメールでの簡易的な見積もりではあまり意味がありません。
現場調査をした上での正確な見積もりでなければ、後で大幅に金額が変更になることもあります。

複数社から見積もりをとり、内容を見比べてみると、その業者の特徴が見えてきます。
大手企業と塗装専門業者の両方に見積もりをとってみることで、違いがよくわかるでしょう。
不明な点は詳しく聞くことで、親身に対応をしてもらえそうかの判断もできます。

アフターサービスも大事

塗装工事は、何かとトラブルが多く聞かれます。
家電などと違って工場で一律に作られるものではなく、ひとつひとつが異なる条件の上、作業も人手によるところが多いためです。

信頼できる業者に依頼することは何より大事ですが、それでも思わぬ不具合は起きてしまうことがあります。
そんな時でも、地元密着の優良業者はすぐ駆けつけてくれるでしょう。
誠意のある業者であれば、保証の有無に関わらず、明らかに工事のミスであればきちんと対応してくれます。
工事後のちょっとした気になることも、近くの業者であれば気軽に相談できます。

地元の小さな塗装業者で、トラブルを頻繁に起こしていたら、その土地で営業を続けることはできません。
長年その土地で営業しているということは、何よりの信頼の証ともいえます。
地域の方たちとのつながりと大切にするからこそ、丁寧な工事をしてくれることが期待できます。

福岡で外壁塗装をお考えなら辻塗装にお任せください

外壁塗装の工事を依頼する際には、業者選びに頭を悩ませることでしょう。
CMで名前を聞くような大手企業であれば、安心と感じてしまうかもしれません。

もちろん、大手企業であれば、経営的に安定していて長くお付き合いできます。
家を長くメンテナンスしていると、塗装以外にも他の場所のリフォームをしたくなることもあるでしょう。
そんな時でも、同じ窓口で情報を一か所で管理しながら頼める良さはあります。

しかし、外壁塗装に関して言えば、実際の工事を行うのは地元の塗装専門業者であることほとんどです。
下請けへ発注する中間マージンが発生してしまい、コストは割高になってしまいます。
コストを節約したいと考えるなら、地元密着で長年続いている塗装業者に相談してみてください。

もし、福岡で外壁塗装をお考えなら、私たち辻塗装が力になります。
辻塗装は、36年間地元福岡にて営業を続ける塗装業者です。

豊富な知識と実績で、高品質な外壁塗装を適正価格でご提供します。
もちろん、お見積もりや現地調査は無料で承りますので、お気軽にお問い合わせください。


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