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はじめての外壁塗装でも安心!後悔しない色選びと人気カラー

外壁の塗り替えは、家の印象を大きく変える大切なイベントです。
せっかく塗るなら「長くきれいに保てる色」「家族みんなが気に入る色」を選びたいですよね。
でも実際は、「思っていた色と違った」「仕上がりが明るすぎた」と後悔してしまう人も多いもの。

外壁の色選びには、見た目の好みだけでなく、光の当たり方や街並みとの調和、汚れの目立ちにくさなど、意外と多くのポイントがあります。
この記事では、プロが教える「失敗しない色選びのコツ」や「人気カラーの最新トレンド」を、やさしくわかりやすく紹介します。

目次

外壁塗装の色選びで後悔しないために

外壁の色は家の印象を大きく左右する“顔”のような存在です。
せっかく費用をかけて塗り替えても、「思っていた色と違った」「汚れが目立つ」「周囲から浮いて見える」と後悔する人は少なくありません。
その多くは、色見本やカラーシミュレーションで決めてしまったり、日当たりや街並みとのバランスを考慮していなかったりすることが原因です。
外壁は10年以上同じ色で過ごす部分だからこそ、流行や好みだけでなく、周囲との調和や経年変化まで見据えた色選びが大切です。

外壁塗装の色選びに失敗しない4つのルール

外壁の色選びは、見た目の好みだけで決めてしまうと後悔することもあるため、プロが実際に現場で意識している「4つの基本的ルール」を紹介します。

街並みや周囲の建物との調和を考える

まず大切なのは、家の周りの環境に合う色を選ぶことです。
自分の好みだけで個性的な色を選ぶと、完成後に「浮いて見える…」ということもあるため気をつけてください。
たとえば、住宅街ならベージュやグレーなどの落ち着いた色味が自然に馴染みます。
周囲の家の外壁や屋根の色を見渡して、「同系色の中で少し明るめ」程度に抑えると失敗しにくいです。

明るすぎず暗すぎない“中間トーン”を選ぶ

真っ白や真っ黒など、極端な色は一見スタイリッシュですが、汚れや色あせが目立ちやすいのが難点です。
おすすめは、少しグレーがかった「中間トーン」。
中間トーンは、柔らかく上品に見えるうえ、どんな建物にも合わせやすい万能カラーです。
ベージュ・グレージュ・ライトブラウンなど、落ち着いた色味は失敗が少なく人気があります。

色は面積が大きいほど「明るく見える」

サンプル帳で選んだ色をそのまま塗ると、「思っていたより明るい!」と驚く人が多いです。
これは“面積効果”と呼ばれ、外壁のように広い面に塗ると色が明るく感じられるためです。
選ぶときは、気に入った色よりもワントーン暗めを選ぶのがコツ。
施工前にA4サイズ以上の見本を屋外で確認しておくと安心です。

汚れ・色あせを意識した色選びを

外壁は毎日、紫外線・雨・排気ガスなどにさらされています。
そのため、汚れや色あせが目立ちにくい色を選ぶことが長持ちの秘訣です。
グレーやベージュ、ややブラウン寄りの色は、砂ぼこりや雨だれも目立ちにくい傾向があります。
また、光沢を抑えた“マット仕上げ”を選ぶと、より上品で落ち着いた印象になります。

2025年最新版!外壁塗装の人気色ランキングTOP5

外壁塗装で近年よく選ばれている色を、信頼できる “集計データ” をもとにご紹介します。色選びのヒントにしてください。

第1位:ベージュ系(温かみと万能さが魅力)

長年変わらず人気のベージュ系は、2025年も堂々の1位。
全国の施工事例でも常に上位に入り、どんな家にもなじみやすい万能カラーです。
周囲の景観に自然と溶け込み、汚れや色あせも目立ちにくいのが特徴。
明るすぎるベージュは日光で白っぽく見えることがあるため、やや落ち着いたトーンを選ぶと安心です。

第2位:ホワイト・アイボリー系(清潔感と明るさ)

明るく清潔な印象を与えるホワイト系は、特に女性人気が高いカラーです。
調査でも上位をキープしており、家を広く見せたい方におすすめ。
ただし真っ白は汚れが目立ちやすいので、アイボリーやクリーム系など、少し柔らかい白を選ぶと上品で長持ちします。

第3位:グレー系(モダンでスタイリッシュ)

シックで落ち着いた印象を与えるグレー系は、ここ数年で急上昇。
屋根やサッシとの相性も良く、汚れや雨だれが目立ちにくいのが人気の理由です。
ライトグレーは柔らかく、チャコールグレーは高級感のある印象に。
暗すぎるグレーは圧迫感を与えることがあるため、明暗のバランスを工夫すると上品に仕上がります。

第4位:ブラウン・モカ系(自然と調和する温もりカラー)

木目や自然素材と相性がよく、落ち着いた印象を与えるブラウン・モカ系。
ナチュラルで温かみのある家を演出でき、和風・洋風どちらにも合わせやすいのが魅力です。
全体を暗くしすぎると重たい印象になるため、1階と2階で濃淡をつける“ツートーン配色”もおすすめです。

第5位:ネイビー・チャコール系(個性と高級感)

個性を出したい人に人気なのが、ネイビーやチャコールグレーなどのダークトーン。
高級感と重厚感があり、スタイリッシュな外観に仕上がります。
一方で、熱吸収や色あせが起こりやすいため、塗料の品質や日当たりの確認が大切です。
アクセントとして部分的に取り入れると、バランスの良い印象になります。

※参考データ・ランキング元
ヌリカエ「外壁塗装 人気色TOP10」アステックペイント「全国人気色ランキング」

外壁塗装の色選びで後悔しないためのチェックリスト

塗り替え後に「思っていた色と違う…」と感じる人は意外と多いものです。
下のチェックリストを参考に、塗装前に一つずつ確認しておくことで、完成後の満足度がぐっと上がります。

チェック項目確認のポイントプロのアドバイス
外で色サンプルを確認する室内では光の加減で色が違って見えるため、屋外(朝・昼・夕)で必ずチェック。小さな見本よりワントーン暗めを選ぶと、実際の仕上がりに近づきやすい。
街並みとの調和を意識する周囲の家や自然と違和感のない色を選ぶ。ベージュ・グレー・アイボリーなど、中間色が最も無難で人気。
屋根・玄関・サッシの色と合わせる外壁だけでなく、家全体の色バランスを考える。屋根が黒・茶なら外壁は明るめ、屋根が明るいなら外壁はやや落ち着いた色に。
明度と彩度のバランスを見る同じ色でも明るさや鮮やかさで印象が変わる。彩度を少し抑えた“くすみカラー”は、落ち着いて見えやすい。
家族全員の意見を取り入れる好みが分かれるため、家族みんなで話し合って決める。家族が納得した色は、長く愛着を持って見続けられる。
メンテナンス性を考慮する色によって汚れやすさ・色あせ具合が異なる。グレー・ベージュ系は汚れが目立ちにくく長持ちする傾向。
カラーシミュレーションを活用する施工前に仕上がりをイメージできる。明るめ・暗めの複数パターンを比較して選ぶと失敗しにくい。

ワンポイントアドバイス

「チェックリストの①~③」は“見た目の印象”に関わるポイント、「④~⑦」は“実用性と満足度”を左右する要素です。
これらを確認しておけば、完成後に「思ってたのと違う!」という後悔は、ほぼ防げます。

後悔しない外壁の色選びと人気カラー まとめ

外壁の色選びは、家の印象だけでなく、暮らしの心地よさにも関わる大切なポイント。
直感で「かわいい」「おしゃれ」と感じることももちろん大事ですが、それだけに頼るとのちのち後悔してしまうこともあります。
家の形や周囲の景観、日当たり、汚れの目立ち方など、さまざまな条件を冷静に考えることが理想の仕上がりへの近道です。
そして仕上げのステップは“確認”。
サンプルを外で見たり、シミュレーションで比べたりして、納得できる色を選びましょう。
感覚・理論・確認の3つが揃えば、10年後も「この色にして本当によかった」と思える家に仕上がります。
もし、福岡で外壁塗装の色選びでお悩みなら、私たち辻塗装までご連絡ください。
私たち辻塗装は、福岡市近郊を中心に営業を続ける、地域に根差した塗装業者です。
住宅の外壁塗装だけでなく、学校など地域の施設の塗装も手掛けております。
ご相談やお見積もりは無料で承りますので、お気軽にお問い合わせください。


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