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外壁塗装でおしゃれに大変身!ポイントは色選びと組み合わせ

外壁にヒビや剥がれなどの兆候が見えはじめたら、そろそろ外壁塗装のタイミングです。
せっかく外壁塗装をするなら、やはりおしゃれな外観にリフォームしたいですよね。

「おしゃれにといっても、どんなふうにすれば良いのか・・・」そう悩む方も多いことでしょう。
好みの色やデザインは人それぞれですが、同じ色を使用していても、ポイントをおさえるだけで大きく見た眼の印象が変わってきます。
今回は、外壁塗装で住宅をおしゃれに変身させるための、色選びと組み合わせについて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

完成イメージをふくらませるには施工事例を見る

「外壁はこんなふうにしたい!」と考えがまとまっているならば、あとは施工業者と話し合いを進めていくだけなので簡単です。
しかし、外壁塗装の希望イメージが最初から固まっている方は、ほとんどいない事でしょう。
そこでまずは、実際の施工事例を見て、イメージを膨らまることから始めてみるといいでしょう。

ご近所に「素敵だな、おしゃれだな」と思う家はありませんか?
街歩きやドライブをしていると、あたたかな印象を受ける家、シックな家、アンティークな家など、さまざまなデザインの家に出会えます。

また、住宅展示場へ足を運ぶのもおすすめです。
完成した家を見学すると、きっと憧れの家にたどり着けるはずです。

カラーシュミレーションや色見本を見て「良いな」と思っても、実際の外壁を見て「イメージと違った」、とギャップを感じる場合もあります。
写真やパソコン画面に映し出された家を見ても、今一つピンときませんよね。
そのため、まずは実際の建物を確認するのが一番の方法なのです。
高価な費用をかけて行う外壁塗装は、後悔しないようにしっかりと下調べしておくことをオススメします。

外壁材ごとのおしゃれなデザインに見せる方法

外壁をおしゃれにするポイントで、まず思いつくのは外壁の色ですよね。
しかし色選びの前に、それぞれの外壁材独特の持ち味も知っておくと、新たなデザインとして生かせるかもしれません。
現状の外壁材にちょっとしたテクニックを施して、おしゃれさをアップさせる方法を紹介します。

モルタル

モルタルは、1980年代まで主流となっていた外壁材です。
砂とセメントに水を加えて練った素材で、温かみがありつなぎ目のない仕上がりが特徴です。

モルタル壁の良さは、塗装によりデザイン性の高い風合いに仕上がる点です。
塗り方は、主に以下の4種類に分けられます。

  • 表面が滑らかな一般塗装
  • 凹凸がありザラザラした手触りのリシン仕上げ
  • 滑らかな凹凸が特徴の吹き付け
  • コテでデザインができる塗り壁

塗り壁は左官職人の腕の見せどころで、曲線・直線を自由自在に描き出します。
デザインは10種類以上あり、スタッコ仕上げや扇仕上げなど壁に模様が描かれて、サイディングにはない魅力をプラスできます。

サイディング

最近、主流となっている外壁材がサイディングです。
主流となっているだけあって、高いデザイン性とバリエーションの豊富さを兼ね備えています。

サイディングは、板状になった外壁材の総称で、窯業系、金属系、木質系、樹脂系などの種類があります。
ストライプ、木目、タイル調、レンガ風、石柄・岩柄など、多彩な柄で自由な演出が可能です。

おしゃれな装いが身近に想像できるのが、サイディングのメリットといえます。
既存の外壁がモルタルやALCなどでも、その上に下地を付けてサイディングを重ねて貼ることもできます。
1階2階で素材を変えたり、2種類の貼り分けをしたりと、デザインの幅を広げることも可能です。

ガルバリウム鋼板

見た目をスッキリとした印象にするのが、ガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板とは、銅板を中心に、窯アルミニウム、亜鉛、シリコンを使用した5つの層からなる金属の建材です。
金属の建築資材では最軽量で、屋根材や外壁材で使用されているのを見かけたこともあるでしょう。

外壁材としては、ガルバリウム鋼板でできたサイディングボードがあります。
ガルバリウム鋼板の外壁は、つなぎ目がなくスタイリッシュなデザインに仕上がります。
人気色は黒に近いグレーやネイビーなどですが、淡色や暖色までカラーバリエーションも豊かにそろっています。

どんな色を使うかだけではなく、もともとの外壁の持ち味を最大限にまで利用したデザインを考えてみても楽しいですね。

おしゃれなデザインのコツは色使いにアリ

家をおしゃれに変身させるうえで、注目したいのが色の使い方です。
ワントーンで仕上げると、シンプルな清潔感のある素敵な家。
2色から3色を使用して、メリハリやアクセントをプラスすると、おしゃれ感がグッと増すハイセンスな家に仕上がります。

色使いもさまざまで、ツートン、ワンポイント、アクセント、メリハリ使いなどがあります。
どんなタイプがお好みか、施工例を見て確認してください。

ツートン

上下で色を変えたり、縦垂直方向で色を変えたりする方法がツートンです。
色の比率は6:4、もしくは7:3が、バランスが良く綺麗に見えます。

基本的には、下の色を濃い色にすると落ち着いた印象になります。
2色使いなら、同色系は相性が良く失敗が少ないです。
うまくまとまらない場合には、色の間にセパレーションカラーを付け足すと、違和感が少なくなります。

メリハリをつける

選んだ色ではちょっと物足りなさがある時や、1色で塗装をする時には、メリハリつけるとセンスアップできます。ベランダや出窓など、外観に見られる凹凸を利用するのがおすすめです。
濃いめの色で塗装するとグッと引き締まり、おしゃれな中にも重厚感が増します。

ワンポイントやアクセント使いでおしゃれに

人が小物やアクセサリーでおしゃれをするように、家にもワンポイントやアクセントをつける方法があります。
外壁以外の窓枠や玄関扉、門柱などに濃い目の色を塗装する方法が簡単でしょう。
シンプルな色の外壁の幕板や破風板に、アクセントとして一番濃い色を塗装する方法も有効です。

また、タイルやレンガでの装飾もインパクトがあります。
可愛らしいアートのワンポイントや、壁飾りも人気です。

注意!やり過ぎは逆効果をまねく

いくつかデザインのパターンを紹介しましたが、注意しておきたい点があります。
それは、おしゃれにこだわり、あれこれとやり過ぎてしまうと逆効果ということです。

美しく見せるには、配分やパターンの基本となるルールがあります。
このルールを無視せずに、シンプルかつセンスの光るおしゃれなデザインをイメージしてください。

外壁塗装の色選びのコツ

デザインが決まったら、次はいよいよ色選びです。
ただ、色選びは好きな色にするだけでは決めることができません。

外壁塗装を一度行えば、10年後までは同じ色のままなので失敗はできません。
慎重に考え、後悔しない色選びをしましょう。

色の属性

たとえば赤といっても、様々な印象の色があります。
これは、色には考慮すべき属性が多くあるからです。
色の属性は、主に以下の3つです。

  • 色相:色味
  • 明度:明るさ
  • 彩度:色の鮮やかさ

同じ赤でも、色味や明るさ、鮮やかさが異なり、無数の「赤」が存在します。
このような色の中でも、すべての色において共通するのは、外壁では彩度が高すぎると失敗例が多いことです。
今だけでなく先を見て、飽きのこない色の選択が必要です。

使用するのは3色までにおさめる

外壁塗装の場合、使用する色を2色から3色までにおさえると、バランスがよくなります。
3色以上になるとゴチャゴチャとした印象になり、おしゃれとはほど遠くなってしまうのです。
つまり、基本は「シンプルが一番」ということです。

ちなみに、使用する色を同系統か同じトーンの色を選ぶと、モダンな仕上がりになります。

周りとの調和が大切

いくら好きな色でも、周りから浮いた存在になる色は避けたほうが無難です。
淡い色合いや優しい風合いの家が建ち並ぶ中に、一軒だけ奇抜な色の家があるとかなり目だってしまうでしょう。

良くない噂をたてられたり、ご近所とのお付き合いが遠のいてしまったりするトラブルは、できれば避けて通りたいものです。
赤や黄色などの原色を使用したい場合は、先ほど紹介したようにアクセントカラーとして使用すると、自然と周りに溶け込むおしゃれな家になるでしょう。

ツヤ(光沢)

外壁のツヤの有無は、好みで決めて問題ありません。
ただ、一般的にツヤ有りの塗料を使用したほうが、耐久年数が1.5年~3年ほど長くなるといわれています。
また、ツヤ有りの外壁塗装は、汚れがつきにくくなるといったメリットもあります。

ツヤ有りを避けたい理由は、見た目の感じからでしょう。
ツヤが強いと、光の反射に影響を受けて、ギラギラして見えることも確かです。

見た目のギラギラが好みでないなら、ツヤをおさえてもらえば問題は解決します。
ツヤは、「ツヤ無し」「3分ツヤ」「5分ツヤ」「7分ツヤ」「ツヤ有り」と段階が分かれているため、業者と相談しながら決めることができます。
また、塗装後3年程度経てば、テカテカしていたツヤもおさまるため、それほど気にする必要もないのかもしれません。

汚れが目立ちやすい色には特殊塗料がオススメ

選んだ色によっては、数年で汚れが目立つことがあります。
汚れが目立つ代表的な色は、原色となる白や黒、赤や青です。

白は汚れが目立つ理由が分かりますが、「黒や青などの濃い色は何故?」と思われる方も多いでしょう。
黒などの濃い色で汚れが目立つ理由は、外壁に着く汚れの種類のためです。
外壁が汚れる原因は、砂埃のような白っぽい汚れがほとんどです。
だからこそ、黒色のような濃い色で汚れが目立ってしまうのです。

そして赤は、汚れよりも色あせが気になる色です。
経年劣化は古びた印象を受けるため、こまめなメンテナンスが必要になります。

汚れの対策としては、塗料の種類をワンランク上げて、フッ素塗料を使用するのも良いでしょう。
さらに、セルフクリーニング機能を持つ塗料もおすすめです。
セルフクリーニングとは、塗膜の親水性により雨で汚れを洗い流す優れた塗料です。

色の相性も大切!おしゃれな色の組み合わせ

色選びのポイントをおさえたら、次は色の組み合わせです。
2色以上を使用する場合は、好きな色だけを選ぶのではなく、色の相性をきちんと見極めておくと上品さにも磨きがかかります。
ここでは、人気のあるおしゃれな組み合わせを紹介しましょう。

反対色を合わせる

「白✕黒」は、無彩色のなかでも反対色です。
モノトーンの洗練されたおしゃれ感は、いつの時代も廃れることなく人気の配色とされています。

白のもつ清潔感と黒のシックさが良い相性で、気取らない個性を醸し出してくれます。
色彩や明度がはっきりと異なり、対照的な色合わせが人気です。

同じ系統で合わせる

「ベージュ✕ブラウン」は、同系色の組み合わせでも特におすすめしたい配色です。
この配色は、ベージュの優しい風合いを、ブラウンがきっちりと引き締めてくれます。
きつい印象がなく、あたたかなイメージを与えてくれる人気色です。

また中間色のグレーもブラウンと相性抜群で、「グレー✕ブラウン」の配色もよく見られます。

同じトーンで合わせる(色彩と明度が似ている色)

「アイボリー✕ペールピンク」「アイボリー✕ライトモスグリーン」などは、同じトーンの配色です。
どちらもフワッとした印象の、包み込むようなイメージの家になります。
これらは、女性や子供に人気のある組み合わせです。

色の組み合わせだけでなく、タイルやレンガをプラスすれば、また違ったイメージの家に仕上がります。
目線を変えてちょっとした工夫を加えれば、世界にひとつしかない自分だけの大切なマイホームが完成することでしょう。

おしゃれな外壁塗装を実現するなら辻塗装までご相談ください

外壁塗装で住宅をおしゃれに変身させるには、いくつかのポイントがあります。
流行りや好みだけでなく、住宅の特徴を知り、デザインを上手に活かしていくことが重要です。
外壁の色で印象はがらりと変わるので、長年住み続けた愛着のある家を今風にアレンジしていくこともできます。

ただ、外壁塗装で選ぶことのできる色は無数にあるため、なかなか決めることができないかもしれません。
そんな時は、外壁塗装のプロに相談してみるといいでしょう。
地元密着の優良業者なら、あなたの希望や好みを考慮しつつ、的確なアドバイスをしてくれると思います。
もし、福岡で外壁塗装のことでお困りなら、私たち辻塗装が力になります。
辻塗装は、お客様とのお付き合いを何よりも大切にしている、地域密着型の塗装業者です。
40年間培ってきた豊富な実績と知識で、あなたの希望を実現する外壁塗装をご提案いたします。
もちろん、ご相談は無料で承りますので、お気軽にお問い合わせください。


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