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太宰府市 K様邸 住宅 外壁 改修工事 完了  塗り替え時期の目安

こちらは太宰府市の大佐野の戸建て住宅の塗装工事の施工をさせて
ただきました。
ホームページからの問い合わせによって3社ほどの相見積もりの中から辻塗装店を選んでいただきました。

屋根はコロニアルでしたが、今回は除外ということでしたので
外壁塗装工事をメインに施工させていただきました。
下記写真が施工前の写真になります。

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太宰府市 K様 戸建て住宅塗装 施工前

太宰府市 K様 戸建て住宅塗装 施工前

外壁の上部分はサイディングボード、外壁下部分は磁器タイルとなっておりました。
上部外壁のところどころ、劣化が進行する手前の状況でした。
少し傷んでいる箇所は、下塗りの前にファインパーフェクトシーラーを2回塗り補修塗装してます。
含侵補強効果が高く、素地内部から固めて、表面に膜を形成してくれる下塗り材料です。
シーラーの中では一番性能が優れていますので、とても信頼度の高い下塗り塗料の一つです。
ファインパーフェクトシーラーの事は、今後ブログにて紹介させていただきます。

外壁の塗り替え時期としましては、
これ以上放置していくと、素材自体がボロボロになっていく可能性もある状況でしたので、
そういった現象が起きる前に塗り替え工事は行うことで寿命を延ばすことができます。
素地が完全に傷んでからですと、余計に費用も高くなったりしますので、
K様邸ではあまり傷みすぎる前に施工ができましたので、個人的には良かったなと一安心です。

こちらの写真がK様邸の施工完了の写真になります。

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太宰府市 K様 戸建て住宅塗装 施工完了

太宰府市 K様 戸建て住宅塗装 施工完了

色合いをガラッと明るく変えたことで、家そのものの雰囲気も本当に明るく変貌しました。

外壁サイディングボードの塗り替え工事ですので、
下地補修工事のシーリング工事の施工も行っております。
外壁目地のシーリング打ち換え工事や、入隅に関しましてはシーリング増打ち工法にて施工しました。
使用したシーリング材は【コニシ株式会社 MSシール】変成シリコン系ノンブリードにて施工しました。

外壁の塗装材料には
窯業系サイディングボード改修用下塗材のパーフェクトサーフを下塗りに使用してます。
1液水性ラジカル制御形ハイブリッド高耐候性塗料のパーフェクトトップで仕上げております。

今回の塗装工事は屋根の塗装が除外となっておりましたので、
そのほか作業は軒裏天井、破風、樋、外塀の塗装作業を施工させていただきました。

K様邸の塗装工事は磁器タイルの調和にあった、黄色クリーム系の温かみのある色で施工しております。
もともと白系の外壁から、黄色系の外壁色になりましたので、ガラッと雰囲気も変わりました。
暖色系の黄色クリーム色の外壁は、優しい温かみがあり、磁器タイルともマッチしてました。
主張の強い色になりましたが、タイルやその他の色の作用で、とても程よい雰囲気で仕上がりました。
バランスなどをしっかり合わせて、上手く使うことができれば良いのですが、
色のイメージは人それぞれ違う感覚を持っていますので、
ご自身が納得する色選びをすることで、より楽しい塗り替え工事を実現できると思います。

外壁の塗り替え工事では、ただ家を守るためだけではなく、
こういった雰囲気を変えることで、心の変化なども楽しめるはずです。
色の組み合わせなどは、本当に難しいことも多く、それぞれ感覚が様々だと思います。
お客様の個性を感じながら、仕上がった時にうれしさを感じたりもします。
イメージを守るお客様  雰囲気をガラッと変えるお客様
いろいろなお客様の感覚に触れあいながら、本当に毎日楽しく対応させていただいております。

K様邸の塗装時期の件に関しまして前述で軽く触れていきましたが、
塗装の塗り替え時期について気になる方のために、ある程度の目安について紹介しておきます。
本当に分かりにくい部分でもありますし、絶対というわけではないのですが、
ここで塗り替えを考えたほうが良い目安としていくつか紹介いたします。

チョーキング現象という症状で、指で外壁の表面などを触ると、粉のように色がついてくる症状です。
劣化現象の中でも初期に出てくる現象で、チョーキングが出てきたから今すぐに塗装が必要というわけではありません。
不安を煽り、無理やり契約させようとしてくる業者には注意してください。
チョーキング現象とは、太陽の紫外線によって塗料が分解され、粉状となって析出されたものです。

クラックという、外壁にヒビ割れが起こる劣化現象です。
へアークラックという塗膜部分に髪の毛サイズの線が入る程度の軽度のクラックを言います。
ヘアークラック程度ならまだ酷い状況っていう訳ではありませんが、
それ以上のモルタルまで届いているような大きな構造クラックの場合は補修が必要になります。
そのままにしておくとヒビ割れ部分から雨水が入り込み内部を腐食させてしまいます。
また、RCであれば内部の鉄筋が錆びてしまい、膨張して破損する恐れもあります。
幅0.3mm以上、深さが5mm以上のものを構造クラックと呼び、それ以下をヘアクラックと呼ぶ。
このような現象が起きている場合は、補修や塗り替えが必要になってきます。

次に鉄筋コンクリートの家に見られる例です。
ヒビから進入した雨水がコンクリート内部に浸透していき、
コンクリートの中に隠れている鉄筋にサビを発生させてしまいます。この鉄筋がサビると「爆裂欠損」と言われる現象がおきます。
爆裂欠損とは、
内部の鉄筋が腐食して膨張した結果、
鉄筋のふくらみに耐え切れずにコンクリートがヒビ割れて欠落することです。
わかりやすく言いますと、台風の豪雨のときに山の斜面が、がけ崩れを起こすようなものです。
コンクリートの内側のサビが原因で表面のコンクリートが落ちてくるのです。
こうなってからでは、費用が余計に掛かってしまいます。

シーリングの劣化なども改修の時期としては大事になります、
外壁のパネルとパネルを繋いでいるゴム状の柔らかい物質です。
窓と壁の接合部分にも打ってあります。
このシーリングの役割は地震の振動を吸収したり、雨水の浸入を防ぐ為の大事な役割を果たし、
一般的には「コーキング」と言われることもあります。
このシーリングが劣化するという事は、建物の内側に雨水が侵入する原因になります。
これを長いこと放置してしまうと、木材などが腐ってしまい余計な費用が必要になります。

シーリングの劣化、小さなヒビは早めの発見、早めの処置が一番です。
こういった状況などは、あまり放置せずに相談することをお勧めします。

外壁や屋根塗装工事を少しでも考えられている方々に、少しでもいい情報が伝わればと思っています。
今後も定期的に自分の中の知識を伝えていけるように、日々勉強を積み重ねながら、
良い塗装工事が提供できるように、向上していきますので、お見積り依頼をお待ちしておきます。

お見積りは無料ですので、遠方の方でもドシドシ遠慮なくお問合せしてください。
しつこい営業は絶対しませんので、お気軽にご相談ください。


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